建設業許可を取得するためにはいくつかの要件があります。
その内の一つが、専任技術者という技術的な役割を担う人となります。
専任技術者になるためには、資格や学歴、実務経験が必要です。
どんな資格が必要なのか
どんな学歴が認められるのか
実務経験が何年必要になるか
これらは必要となる建設業許可の種類や、許可を受けたい建設業種によって異なります。
都庁や県庁が出している建設業許可の手引きにも載っていますが非常に分りにくいです。
そこでこのページでは、専任技術者になるために必要となる資格や学歴、実務経験が1分でわかるようにまとめました。
是非参考にしてください!
目次
一般建設業の専任技術者の要件が知りたい方
特定建設業の専任技術者の要件が知りたい方
必要となる建設業許可の種類や業種はわかりますか?
専任技術者になるための条件は、建設業許可の種類、建設業種によって異なります。
建設業許可の種類は、一般建設業か特定建設業かで分れます。
建設業種は28個の業種に分かれています。
それぞれ何が必要なのかお分かりになりますか?
もし分らなければ、まずはこれらの点を確定しなければ、専任技術者となるための最適な条件がわかりませんので、以下のページを参考にお考えください。
必要な建設業許可の種類を7分で判断するための3つの質問
建設業28業種を詳しく解説!これを見れば必要な業種がわかります
専任技術者になるための必要な条件
それでは、本題となる専任技術者になるための必要な条件を判断していきます。
一般建設業許可の専任技術者の要件
一般建設業の許可が必要となる方は、以下の中から必要となる建設業種を選んでください。
- 土木一式工事業
- 建築一式工事業
- 大工工事業
- 左官工事業
- とび・土工工事業
- 石工事業
- 屋根工事業
- 電気工事業
- 管工事業
- タイル・レンガ・ブロック工事業
- 鋼構造物工事業
- 鉄筋工事業
- 舗装工事業
- しゅんせつ工事業
- 板金工事業
- ガラス工事業
- 塗装工事業
- 防水工事業
- 内装仕上工事業
- 機械器具設置工事業
- 熱絶縁工事業
- 電気通信工事業
- 造園工事業
- さく井工事業
- 建具工事業
- 水道施設工事業
- 消防施設工事業
- 清掃施設工事業
特定建設業許可の専任技術者の要件
特定建設業の許可が必要となる方は、以下の中から必要となる建設業種を選んでください。
- 土木一式工事業
- 建築一式工事業
- 大工工事業
- 左官工事業
- とび・土工工事業
- 石工事業
- 屋根工事業
- 電気工事業
- 管工事業
- タイル・レンガ・ブロック工事業
- 鋼構造物工事業
- 鉄筋工事業
- 舗装工事業
- しゅんせつ工事業
- 板金工事業
- ガラス工事業
- 塗装工事業
- 防水工事業
- 内装仕上工事業
- 機械器具設置工事業
- 熱絶縁工事業
- 電気通信工事業
- 造園工事業
- さく井工事業
- 建具工事業
- 水道施設工事業
- 消防施設工事業
- 清掃施設工事業
土木一式工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 2級建設機械施工技士(第一種~第六種)
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 農業「農業土木」・総合技術監理(農業「農業土木」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 都市工学
- 衛生工学
- 交通工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、土木一式工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、土木一式工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
土木一式工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
建築一式工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(建築)
- 1級建築士
- 2級建築士
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建築一式工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建築一式工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
建築一式工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
大工工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 1級建築士
- 2級建築士
- 木造建築士
- 技能検定 建築大工
- 技能検定 型枠施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、大工工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、大工工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
大工工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
左官工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 左官
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、左官工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、左官工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
左官工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
とび・土工工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 2級建設機械施工技士(第一種~第六種)
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 2級土木施工管理技士(薬液注入)
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 農業「農業土木」・総合技術監理(農業「農業土木」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
- 技能検定 とび・とび工・型枠施工・コンクリート圧送施工
- 技能検定 ウエルポイント施工
- 地すべり防止工事士※登録後、とび・土工工事に関する1年以上の実務経験が必要
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、とび・土工工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、とび・土工工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
とび・土工工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
石工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 ブロック建築・ブロック建築工・コンクリート積みブロック施工
- 技能検定 石工・石材施工・石積み
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、石工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、石工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
石工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
屋根工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 1級建築士
- 2級建築士
- 技能検定 建築板金・板金工(選択科目「建築板金作業」)・板金(選択科目「建築板金作業」)
- 技能検定 かわらぶき・スレート施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、屋根工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、屋根工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
屋根工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
電気工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級電気工事施工管理技士
- 2級電気工事施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 電気電子・総合技術監理(電気電子)
- 第1種電気工事士
- 第2種電気工事士※免許交付後、電気工事に関する3年以上の実務経験が必要
- 電気主任技術者(1種・2種・3種)※免許交付後、電気工事に関する5年以上の実務経験が必要
- 建築設備士※資格取得後、電気工事に関する1年以上の実務経験が必要
- 1級計装士※合格後、電気工事に関する1年以上の実務経験が必要
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 電気工学
- 電気通信工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
電気工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
管工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級管工事施工管理技士
- 2級管工事施工管理技士
- 技術士試験 機械「流体工学」または「熱工学」・総合技術監理(機械「流体工学」または「熱工学」)
- 技術士試験 上下水道・総合技術監理(上下水道)
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
- 技術士試験 衛生工学・総合技術監理(衛生工学)
- 技術士試験 衛生工学「水質管理」・総合技術監理(衛生工学「水質管理」)
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
- 給水装置工事主任技術者※免許交付後、管工事に関する1年以上の実務経験が必要
- 技能検定 冷凍空気調和機器施工・空気調和設備配管
- 技能検定 給排水衛生設備配管
- 技能検定 配管(選択科目「建築配管作業」)・配管工
- 技能検定 建築板金(選択科目「ダクト板金作業」)
- 建築設備士※資格取得後、管工事に関する1年以上の実務経験が必要
- 1級計装士※合格後、管工事に関する1年以上の実務経験が必要
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
- 都市工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、管工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、管工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
管工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
タイル・レンガ・ブロック工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 1級建築士
- 2級建築士
- 技能検定 タイル張り・タイル張り工
- 技能検定 築炉・築炉工・れんが積み
- 技能検定 ブロック建築・ブロック建築士・コンクリート積みブロック施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、タイル・レンガ・ブロック工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、タイル・レンガ・ブロック工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
タイル・レンガ・ブロック工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
鋼構造物工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 1級建築士
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技能検定 鉄工(選択科目「製缶」または「構造物鉄工作業」)・製缶
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鋼構造物工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鋼構造物工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
鋼構造物工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
鉄筋工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 技能検定 鉄筋組立て(選択科目「鉄筋施工図作成作業」および「鉄筋組立て作業」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鉄筋工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鉄筋工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
鉄筋工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
舗装工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 2級建設機械施工技士(第一種~第六種)
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 都市工学
- 衛生工学
- 交通工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、舗装工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、舗装工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
舗装工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
しゅんせつ工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、しゅんせつ工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、しゅんせつ工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
しゅんせつ工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
板金工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 工場板金
- 技能検定 建築板金・板金工(選択科目「建築板金作業」)・板金(選択科目「建築板金作業」)
- 技能検定 板金・板金工・打出し板金
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、板金工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、板金工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
板金工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
ガラス工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 ガラス施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、ガラス工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、ガラス工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
ガラス工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
塗装工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(鋼構造物塗装)
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 塗装・木工塗装・木工塗装工
- 技能検定 建築塗装・建築塗装工
- 技能検定 金属塗装・金属塗装工
- 技能検定 噴霧塗装
- 技能検定 路面表示施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、塗装工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、塗装工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
塗装工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
防水工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 防水施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、防水工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、防水工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
防水工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
内装仕上工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 1級建築士
- 2級建築士
- 技能検定 畳製作・畳工
- 技能検定 内装仕上げ施工・カーテン施工・天井仕上げ施工・床仕上げ施工・表装・表具・表具工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、内装仕上工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、内装仕上工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
内装仕上工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
機械器具設置工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 機械・総合技術監理(機械)
- 技術士試験 機械「流体工学」または「熱工学」・総合技術監理(機械「流体工学」または「熱工学」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
- 電気工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、機械器具設置工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、機械器具設置工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
機械器具設置工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
熱絶縁工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 熱絶縁施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、熱絶縁工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、熱絶縁工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
熱絶縁工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
電気通信工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 電気電子・総合技術監理(電気電子)
- 電気通信主任技術者※資格者証交付後、電気通信工事に関する5年以上の実務経験が必要
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 電気工学
- 電気通信工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気通信工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気通信工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
電気通信工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
造園工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級造園施工管理技士
- 2級造園施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 森林「林業」・総合技術監理(森林「林業」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
- 技能検定 造園
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 都市工学
- 林学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、造園工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、造園工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
造園工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
さく井工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
- 技能検定 さく井
- 地すべり防止工事士※登録後、さく井工事に関する1年以上の実務経験が必要
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 鉱山学
- 機械工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、さく井工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、さく井工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
さく井工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
建具工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 建具製作・木工(選択科目「建具製作作成」)・カーテンウォール施工・サッシ施工
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建具工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建具工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
建具工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
水道施設工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 技術士試験 上下水道・総合技術監理(上下水道)
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
- 技術士試験 衛生工学「水質管理」・総合技術監理(衛生工学「水質管理」)
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
- 都市工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、水道施設工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、水道施設工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
水道施設工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
消防施設工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 甲種消防設備士
- 乙種消防設備士
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
- 電気工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、消防施設工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、消防施設工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
消防施設工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
清掃施設工事の一般建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
- 都市工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、清掃施設工事に関する5年以上の実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、清掃施設工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験がある
清掃施設工事に関する10年以上の実務経験が必要です。
土木一式工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
土木一式工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 1級土木施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 農業「農業土木」・総合技術監理(農業「農業土木」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
建築一式工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
建築一式工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格が必要となります。
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
大工工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 2級建築士
- 木造建築士
- 技能検定 建築大工
- 技能検定 型枠施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、大工工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、大工工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
大工工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
左官工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 左官
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、左官工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、左官工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
左官工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
とび・土工工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格もしくは技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 1級土木施工管理技士
- 1級建築施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 農業「農業土木」・総合技術監理(農業「農業土木」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建設機械施工技士(第一種~第六種)
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 2級土木施工管理技士(薬液注入)
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 技能検定 とび・とび工・型枠施工・コンクリート圧送施工
- 技能検定 ウエルポイント施工
- 地すべり防止工事士※登録後、とび・土工工事に関する1年以上の実務経験が必要
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、とび・土工工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、とび・土工工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
とび・土工工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
石工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級土木施工管理技士(土木)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 ブロック建築・ブロック建築工・コンクリート積みブロック施工
- 技能検定 石工・石材施工・石積み
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、石工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、石工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
石工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
屋根工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 2級建築士
- 技能検定 建築板金・板金工(選択科目「建築板金作業」)・板金(選択科目「建築板金作業」)
- 技能検定 かわらぶき・スレート施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、屋根工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、屋根工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
屋根工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
電気工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
電気工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級電気工事施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 電気電子・総合技術監理(電気電子)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
管工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
管工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級管工事施工管理技士
- 技術士試験 機械「流体工学」または「熱工学」・総合技術監理(機械「流体工学」または「熱工学」)
- 技術士試験 上下水道・総合技術監理(上下水道)
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
- 技術士試験 衛生工学・総合技術監理(衛生工学)
- 技術士試験 衛生工学「水質管理」・総合技術監理(衛生工学「水質管理」)
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
タイル・レンガ・ブロック工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 2級建築士
- 技能検定 タイル張り・タイル張り工
- 技能検定 築炉・築炉工・れんが積み
- 技能検定 ブロック建築・ブロック建築士・コンクリート積みブロック施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、タイル・レンガ・ブロック工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、タイル・レンガ・ブロック工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
タイル・レンガ・ブロック工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
鋼構造物工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
鋼構造物工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
鉄筋工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(躯体)
- 技能検定 鉄筋組立て(選択科目「鉄筋施工図作成作業」および「鉄筋組立て作業」)
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鉄筋工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、鉄筋工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
鉄筋工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
舗装工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
舗装工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級建設機械施工技士
- 1級土木施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
しゅんせつ工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格もしくは技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級土木施工管理技士(土木)
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、しゅんせつ工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、しゅんせつ工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
しゅんせつ工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
板金工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 工場板金
- 技能検定 建築板金・板金工(選択科目「建築板金作業」)・板金(選択科目「建築板金作業」)
- 技能検定 板金・板金工・打出し板金
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、板金工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、板金工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
板金工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
ガラス工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 ガラス施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、ガラス工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、ガラス工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
ガラス工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
塗装工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級土木施工管理技士(鋼構造物塗装)
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 塗装・木工塗装・木工塗装工
- 技能検定 建築塗装・建築塗装工
- 技能検定 金属塗装・金属塗装工
- 技能検定 噴霧塗装
- 技能検定 路面表示施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、塗装工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、塗装工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
塗装工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
防水工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 防水施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、防水工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、防水工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
防水工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
内装仕上工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
- 1級建築士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 2級建築士
- 技能検定 畳製作・畳工
- 技能検定 内装仕上げ施工・カーテン施工・天井仕上げ施工・床仕上げ施工・表装・表具・表具工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 都市工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、内装仕上工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、内装仕上工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
内装仕上工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
機械器具設置工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 機械・総合技術監理(機械)
- 技術士試験 機械「流体工学」または「熱工学」・総合技術監理(機械「流体工学」または「熱工学」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
- 電気工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、機械器具設置工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、機械器具設置工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
機械器具設置工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
熱絶縁工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 熱絶縁施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、熱絶縁工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、熱絶縁工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
熱絶縁工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
電気通信工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 電気電子・総合技術監理(電気電子)
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 電気通信主任技術者※資格者証交付後、電気通信工事に関する5年以上の実務経験が必要
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 電気工学
- 電気通信工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気通信工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、電気通信工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
電気通信工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
造園工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
造園工事は指定建設業となり、特定建設業の専任技術者となるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
対象となる資格
- 1級造園施工管理技士
- 技術士試験 建設・総合技術監理(建設)
- 技術士試験 建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造及びコンクリート」)
- 技術士試験 森林「林業」・総合技術監理(森林「林業」)
- 技術士試験 森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
※学歴や実務経験だけでは要件をクリアできません。
さく井工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 技能検定 さく井
- 地すべり防止工事士※登録後、さく井工事に関する1年以上の実務経験が必要
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 鉱山学
- 機械工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、さく井工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、さく井工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
さく井工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
建具工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格を持っている
対象となる資格
- 1級建築施工管理技士
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 技能検定 建具製作・木工(選択科目「建具製作作成」)・カーテンウォール施工・サッシ施工
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建具工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、建具工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
建具工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
水道施設工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の4つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①1級の国家資格もしくは技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 1級土木施工管理技士
- 技術士試験 上下水道・総合技術監理(上下水道)
- 技術士試験 上下水道「上水道および工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上水道および工業用水道」)
- 技術士試験 衛生工学「水質管理」・総合技術監理(衛生工学「水質管理」)
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
②上記の資格以外で資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 2級土木施工管理技士(土木)
③関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
- 都市工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、水道施設工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、水道施設工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
水道施設工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
消防施設工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①資格を持っていて、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる資格
- 甲種消防設備士
- 乙種消防設備士
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 建築学
- 機械工学
- 電気工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、消防施設工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、消防施設工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
③10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
消防施設工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
清掃施設工事の特定建設業許可における専任技術者の要件
以下の3つのうち、いずれかを満たしていることが必要です。
①技術士の資格を持っている
対象となる資格
- 技術士試験 衛生工学「廃棄物管理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
②関連学科卒業の学歴が有り、かつ一定の実務経験と2年以上の指導監督的実務経験がある
対象となる学科
- 土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含む)
- 建築学
- 機械工学
- 都市工学
- 衛生工学
最終学歴が高校もしくは中等教育学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、清掃施設工事に関する5年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
最終学歴が大学(短期大学も含む)もしくは高等専門学校の場合
上記の学科を卒業した学歴と、卒業後、清掃施設工事に関する3年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
※これ以外の学歴(いわゆる専門学校など)は対象となりません。
④10年以上の実務経験があり、かつ2年以上の指導監督的実務経験がある
清掃施設工事に関する10年以上の実務経験、2年以上の指導監督的実務経験が必要です。
指導監督的実務経験
特定建設業の専任技術者の要件については、1級の国家資格に相当する資格が無い限り、一般建設業の要件(①資格、②学歴+実務経験、③実務経験のどれか)に加えて、2年以上の指導監督的実務経験が求められています。
※指定建設業を除きます。
指導監督的実務経験とみなされるためには、工事の規模や役割に条件があります。
工事の規模
発注者から直接請けた元請工事において、請負金額が消費税を含む総額で4500万円以上であること
役割
建設工事の設計、施工の全般にわたって工事現場主任や現場監督者のような立場で工事の技術面を総合的に指導監督していたこと
指定建設業
以下の7業種が指定建設業となります。
指定建設業において特定建設業の専任技術者になるためには、1級の国家資格もしくは技術士試験の合格が必要となります。
- 土木工事業
- 建築工事業
- 電気工事業
- 管工事業
- 鋼構造物工事業
- 舗装工事業
- 造園工事業